なんと「事業の話をしてくれ」と招かれたのは、とある農家の倉庫の一角。
日が沈み、一気に寒さが増す夕暮れの時間帯に説明は始まった。何とも星空説明会である。
説明を終える頃には辺り一面きれいな星々が輝き、ミャンマー北部の冬の夜を飾っていた。

ここメイミョウの夜は、日本の関東と変わらぬ気温になる。緯度的には台湾と同じくらいだが、高地に位置するため、気温が急激に下がるというわけだ。メイミョウはイチゴやブドウ、梨やリンゴと多種多様な作物が生産されていて、他の地域には見られないほど野菜も果物も充実している。
「ミャンマーワイン」もここメイミョウで育てられたブドウから作られている。

この説明会の始めはまだ半袖で十分だったが、地元の人たちは何故か皆ジャンパーを着込んでいた。
それを笑っていた私は急激に冷え込んだ気温に後悔することとなった。
ただただ、満天の星空がきれいだった。

学んだ教訓：ミャンマーにも、冬は寒〜い地域があります。
北部山間部へ行かれる方は上着を、しかも冬であれば防寒服があっても困らないほど冷え込むので、風邪を引かないように準備してお出かけください。